過去の拍手たち。  



先ずは春から。

「ねねね、花見って知ってる、花見っ!」
「ん、知ってるけど?」
「行くぞ、リクっ!」
「はあっ?」

「花見だよ、は、な、みっ!」
「や、だから……なんで?」
「だって、一回ぐらいやってみたくね?」
「いや……別に」
「リクっ!」
「何だよ」
「ノリ悪いっ!」
「……そこか」

「いーじゃんか、皆で行こうぜ?」
「あのね、兄貴。良いこと教えてあげる」
「んー、何だよ?」
「この近く、桜ないよ」
「……さくら?」
「そうか、そこを教えなきゃいけないのか」


すっ飛んだ。冬っ!

「りーくーっ」
「……ああもう、何っ」
「雪、降らないぞ」
「今年は暖冬らしいからね」
「……りくー」
「何さ」
「雪」
「うるさいよ」

「むー」
「ナンやねん、そないふくれて。突付きとうなるわ」
「だってさ、デューク」
「おーい、酒なくなったでぇ」
「りくがさ、雪降らないって言ったら」
「ええやんかぁ、まだまだ飲めるでぇ」
「うるさいって怒ってさー」
「のう、ナギ」
「ん?」
「アホやろ、自分」


バレンタインシリーズ。

「おーっ! リク、すげぇっ!」
「いや、そうでもないと思うよ?」
「だってさ、俺なんて一つもチョコもらった事ないぞっ!」
「……そりゃ、兄貴」
「うん?」
「ただ女の子が周りに居ないだけでしょ?」
「……むぅ」

「むー」
「ナンやねん、そないふくれて。突付きとうなるわ」
「だってさ、デューク」
「そういやリク、お前えろう沢山チョコもらっとったな」
「ああ、いいよ、あげる」
「うわっ! 無視されたっ!」
「え、ホンマに? ええんか?」
「どうぞどうぞ。酒のつまみにでも」
「女子が泣くんちゃうか?」
「捨てられるよりはマシでしょ?」
「・・・・・・・・・。」

「デューク、誤解したらダメだぞー。リクは、甘いの嫌いなんだ」
「あ、そうなん? チョコ食べれへんの」
「そう。だから、もらっても困る」
「ほな、コレだけもらっとき」
「コレって、ユフィの? これも、チョコでしょ?」
「そやけど、それだけビターにココアパウダーやで。苦い」
「・・・・。」
「俺のアドバイス、何か役に立ったみたいだな」
「やっぱ兄貴のあれかよ」

「……はぁ」
「リク? どうしたんだよ、一体」
「いや、別に」
「なんだよー、俺兄貴だぞ」
「だから?」
「相談ぐらい」
「やめとく」
「むー、リクーっ!」
「やめんかっ!」

「で、結局何なのさ?」
「や、学校行くとさ」
「うん」
「女の子たちに、チョコどうだったぁ?って」
「うん」
「俺、食べてないし」
「……リク」

「リク、お前って変なところで馬鹿だよなぁ」
「は?」
「普通に、おいしかったって言えば良いじゃないか」
「……あぁ」

「ねぇ、ネリーさん」
「あらリクじゃないか。珍しいね、一人かい?」
「兄貴はまだ仕事だよ。ちょっと、頼みがあるんだけど」
「頼みって、あたしにかい?」
「そ、ちょっと聞きたいことというか」
「何だい、言ってごらんよ」
「女の子って、何欲しがるの?」
「……!?」

「え、あ、か、勘違いしないでよっ!?」
「いやいやいや、恥ずかしがらなくても良いんだよリク。
 そうかいそうかい。あんたイイ顔してるもんね、彼女が出来てもおかしくな……」
「だぁかぁらぁっ! ホワイトデーっ! お返しっ!!」
「……なぁんだ」
「なんでがっかりするかなっ!?」

「そうね、ホワイトデーね、はいはい」
「なんか、急にやる気なくなったね……」
「そうでもないよ。うーん、何かお菓子でも作ってあげたら」
「……俺、そんなんやったことないよ?」
「大丈夫だよ、このネリーさんがしっかり教えてやるよ」
「それは……お願いします……」
「お任せなさいっ」
(楽しそうだなぁ……)

「いいなー、バレンタイン。チョコ。リク一杯もらってたし」
「ナギ、お前引き摺りすぎだろ、それ」
「でも、俺一個ももらってないしぃ」
「おいおい、お前断ってたじゃねぇかよ。大柄の、女の人から」
「……あれ、もしかしてジャン、知らないの」
「何をだよ」
「あの人、男」
「……お前、そっちにはもてるんだな……」
(↑微妙すぎる予告)

「だからさ、ずるいとおもわない?」
「いや、別に、俺は(どうでもいいし)」
「何だよ、ジャンだって彼女できないっていっつも」
「あははは、怒るぞナギ」
「だってだってだってっ! リクは彼女いるのに」
「……いるの?」
「いるよー、あのな、ゆ……もふ」
「おいこら黙れ馬鹿兄」
「(怒ってる怒ってる)」

「何だよ、何怒ってるんだよー?」
「勝手に人の情報をばらすな。それに、あいつは彼女じゃない」
「えぇ……いいじゃん、彼女にしてよ」
「何で兄貴に言われなきゃいけないんだ……」
「だってさ、あの子」
「何」
「面白い。」
「……そこ?」


その他。
トガビト一時急死(違)拍手。


「り、りくりくりくりくっ!」
「あーもう、うるさいな。何さ?」
「本編消えちゃったぞっ!?」

「……はい?」

「……あー、何か、事情あるってさ」
「な、何だよ事情ってっ! 俺の活躍の場はっ!?」
「兄貴がそういう台詞を言うのは……合わないね」
「ほえ? 何が?」
「や、別に」
「……?」

「で、事情って何だって?」
「教えないって。」
「ケチだっ!」
「もしかしたら、そのうち復活するかも。でも、別の長編の方が早いかもって」
「作者が?」
「そうだね」
「……りくぅ」
「兄貴、俺に言ってもどうしようもないよ」

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